沖縄の天気予報が当たらない理由５選＆天気に対する心構え５選

沖縄の天気

沖縄の天気予報が当たらない理由５選＆天気に対する心構え５選

2023.05.19 / 最終更新日：2024.07.12

沖縄の天気予報は、基本的に信じないでください。ほとんど当てになりません。気象予報も外します。私たち一般人に分かるわけがありません。信じられるのは、ほぼその日その場の天気のみ。あとは参考程度に雨雲レーダーだけです。なぜ沖縄の天気はこんなにも読めないのでしょうか。

沖縄の天気予報は当たらないの？
- 沖縄県内の観光業従事者も天気は予測できない
なぜ沖縄の天気予報は予測できないのか
沖縄の天気に対する心構え

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沖縄の天気予報は当たらないの？

沖縄の天気予報はほとんど頼りになりません。

沖縄の天気予報は本当に外れます。まったく当てになりません。おきぶらのInstagramのDMに、フォロワー様から「この日に沖縄旅行に行きますが天気は晴れますか？」という質問がたくさん届きます。

[speech_balloon_left1 user_image_url=”https://okitra.net/wp-content/uploads/2023/04/kazu.png” user_name=”かずなり”]沖縄の天気はまったく読めません！分かりません！[/speech_balloon_left1]

これが私たちからの回答です。

晴れ予報なのに雨が降る。雨予報なのに晴れる。南部は晴れているのに中部は大雨。北部が晴れているのに、南部は大雨なんてことがザラに起きます。夏はスコールも発生するため天気を予想することは困難です。当日、その時間、その場所の天気が正解です。「沖縄に行ってみないとわからない」のです。

沖縄県内の観光業従事者も天気は予測できない

沖縄の天気予報は誰に聞いてもわかりません。

沖縄県内のホテル従業員、ウェディング業従事者、カメラマン、観光施設スタッフ、マリンスポーツスタッフに、翌日の天気予報を聞いても「天気予報だと・・・」くらいの回答しかできません。テレビやwebの天気予報がはずれるんです。統計データに基づく予報もはずれるんです。みんなわからないです。

[speech_balloon_left2 user_image_url=”https://okitra.net/wp-content/uploads/2023/04/sono.png” user_name=”そんちゃん”]沖縄の天気を100％当てられたら蔵立ちます。[/speech_balloon_left2]

私たちにできることは、当日、沖縄旅行中は晴れることを信じるしかありません。では、なぜ沖縄の天気予報が当たらないのか、以下5つの原因が考えられます。

なぜ沖縄の天気予報は予測できないのか

① 沖縄独自の気候が原因

沖縄は亜熱帯地方に位置しているため、気候変動が起こりやすい地域です。短時間で天候が急変することがあり、このような変動性の高い地域では天気予報の精度が低くなります。

② 沖縄県は島国である

沖縄本島や石垣島・宮古島などの離島は海に囲まれており、気温、水温が他地域よりも高いので、水蒸気が発生しやすいのです。そのため雨雲が発生しやすく、天気の予想が困難になります。

③ 沖縄県には高い山がない

沖縄県周辺の海上で発生した雨雲は、海風で沖縄本島内を通過します。沖縄には高い山がないため、短時間で雨が降れば、あっという間に晴れ間が見えます。1日の中でも、沖縄県の場所によって天気が急激に変わります。

④ 沖縄周辺の海洋気象の複雑性

沖縄は海に囲まれた地域のため、海洋気象の要素が天気予報に大きく影響します。海洋表面温度の変化や海流の影響など、複雑な海洋状態のため、天気予報が当たりにくくなります。

⑤ 沖縄県の大気状態の影響

沖縄は周辺の大気状態によっても天気が左右されます。たとえば、台風は1日か2日で急に発生することがあるため、２週間天気予報などの長期予報も、すぐに変わります。結果として天気予報はほとんどあてになりません。

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沖縄の天気に対する心構え

では沖縄の天気にたいして、私たちはどのような心構えをしたら良いのでしょうか。

① 長期の天気予報を信用しない

沖縄の１０日間天気予報や１４日間天気予報は、信じないでください。毎日見ていると分かりますが、沖縄の天気予報はコロコロ変わります。自分の心をもてあそばれるだけです。

② 短期の天気予報ですら外れると思っておく

４８時間天気予報や、３日間天気予報もあまり当てになりません。とくに、明日は晴れ、明後日は雨、明明後日は晴れみたいな、日によって天気予報が変わる時はマジで分かんないです。

③ 市町村別の天気予報を見よう

もしも天気予報を見るのであれば、なるべくホテルで目覚めた朝、目的地へ出向く当日に、各施設・各市町村の天気予報を確認しましょう。

④ まともに信用できるのは雨雲レーダー

tenki.jpなどにある雨雲レーダーは、唯一参考になる天気予報ツールです。沖縄で活動するフォトグラファーさんなども、雨雲レーダーで確認し、現地で再度確認している方が多いです。沖縄旅行上級者であれば雨雲レーダーを見て、巡る順序を変更したり、行く場所を変えたりします。

⑤ 沖縄旅行はロングステイほど晴れに出会える

気象統計によると、沖縄県の晴れ確率と、くもり＆雨確率は、

【晴れ：くもり＆雨＝約50%：約50%】です。

ほぼ１対１の割合です。当然ながら梅雨や台風シーズンは、くもりと雨の確率は上がります。晴れを望む沖縄旅行のためにはロングステイにすると良いでしょう！

沖縄に1日滞在(日帰り)なら晴れに巡り会える確率は50%。2日滞在(1泊2日)なら75%。3日滞在(2泊3日)なら87.5%。4日滞在(3泊4日)なら93.7%です。

「沖縄旅行最終日だけ晴れた」「沖縄から帰ってきた次の日に沖縄が晴れた(涙)」というのもフォロワー様から連絡をいただく、まさに沖縄旅行あるあるです。ロングステイほど1日あたりの旅行費用も安くなります。ぜひご検討ください！

[speech_balloon_left2 user_image_url=”https://okitra.net/wp-content/uploads/2023/04/sono.png” user_name=”そんちゃん”]つまるところ、日頃の行いが大切だと考えましょう！[/speech_balloon_left2]