沖縄は、温暖な気候と美しい海が魅力の観光地ですが、台風シーズンには注意が必要です。台風は太平洋の熱帯低気圧が発達したもので、日本の南方から北上することが多いです。沖縄はその進路に位置するため、特に夏から秋にかけて台風が多く発生します。台風シーズンの多い胃の月を知ることで、旅行計画が立てやすくなります。
目次
過去5年の台風発生数(沖縄接近数)
月\年 | 2024 | 2023 | 2022 | 2021 | 2020 | 2019 | 平均値 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1月 | 1 (0) | 0.3 (0) | |||||
2月 | 1 (0) | 1 (0) | 0.3 (0) | ||||
3月 | 0.3 (0) | ||||||
4月 | 1 (0) | 2 (0) | 1 (1) | 0.6 (0) | |||
5月 | 2 (1) | 1 (1)※ | 1 (0) | 1 (0) | 1.0 (0.4) | ||
6月 | 1 (2)※ | 1 (0) | 2 (1) | 1 (0) | 1 (0) | 1.6 (0.6) | |
7月 | - | 3 (1)※ | 3 (2)※ | 3 (1) | 4 (1) | 3.7 (1.5) | |
8月 | - | 6 (1)※ | 5 (2)※ | 4 (3) | 8 (4)※ | 5 (1) | 5.7 (2.2) |
9月 | - | 2 (2) | 7 (4)※ | 4 (1) | 3 (2)※ | 6 (3)※ | 5.0 (1.9) |
10月 | - | 2 (1) | 5 (0) | 4 (0) | 6 (1) | 4 (2)※ | 3.5 (1.1) |
11月 | - | 1 (0) | 1 (0) | 3 (0) | 6 (1) | 2.2 (0.3) | |
12月 | - | 1 (0) | 1 (0) | 1 (0) | 1 (0) | 1 (0) | 1.0 (0) |
合計 | 2 (1) | 17 (6) | 25 (6) | 22 (7) | 23 (6) | 29 (7) | 25.1 (7.7) |
参照:気象庁「台風の発生数と沖縄県への接近数 (1951年~2022年)」
1.沖縄県への接近 : 台風の中心が、那覇、名護、久米島、宮古島、石垣島、西表島、
与那国島、南大東島のいずれかの気象官署等から300km以内に入ることをいう。括弧内の数字が沖縄県への接近数。
2.「※」台風が二つの月にまたがって接近した場合は両月に加算。接近数は月合計と年で異なることがある。
3.一番右列「平均値」は1991年〜2020年までの平均値。
台風が多い月と少ない月
台風の多い月
沖縄の台風発生回数が多いのは7月〜9月
統計によると、沖縄では7月から9月にかけて台風の発生がピークを迎えます。この期間は、日本全体でも台風シーズンとされ、特に8月は台風の発生件数が多い月です。過去のデータを見ても、8月は毎年多くの台風が沖縄を通過していることがわかります。
台風の少ない月
台風の影響が少ないのは11月〜翌4月
逆に、台風が少ない月は11月から5月です。沖縄接近数の月平均値で見ると0.4回以下です。
この時期は気温が低くなるため、台風の発生はほとんどありません。穏やかな天候が続くため、飛行機が欠航するなんてことは滅多にありません。
オフシーズンのため、旅行代金もトップシーズンの半額ほどになります。しかし、冬の沖縄は曇りの日が多くなるため、綺麗な海を拝める確率が若干低くなることだけ覚えておきましょう。
[speech_balloon_left2 user_image_url=”https://okitra.net/wp-content/uploads/2023/04/sono.png” user_name=”そんちゃん”]台風で旅行を中止されるフォロワー様もいました😢[/speech_balloon_left2]2023年の台風発生件数と過去統計
2023年の台風発生件数
気象庁の発表によると、2023年の台風発生数は17件。そのうち、沖縄・奄美への台風接近数は6件でした。全ての台風のうち、約30%の確率で沖縄に接近するということです(おおよそ毎年それくらいの割合で接近する)。5月から10月までに1回以上接近したというデータでした。
台風の過去の統計データ
過去データから見ても、台風は8月と9月が特に多い。
過去の統計データを参考にすると、沖縄での台風の発生は夏から秋にかけてピークを迎える傾向があります。特に8月と9月は、台風の発生数が比較的多い月として知られています。ただし、過去のデータに基づく傾向はあくまで参考程度であり、台風の発生は予測困難な要素も含まれるため、注意が必要です。
旅行時期のポイント
台風シーズンを避ける=沖縄旅行は安くなる
沖縄での旅行時期を選ぶ際には、台風のリスクに加えて、気候や観光シーズンも考慮することが重要です。7月や8月だと台風の懸念だけでなく、観光客数もピークのため、観光地はもちろん、車移動も渋滞の影響を受けやすくなります。
4月やGWを除いた5月、夏の終わりに近づく10月〜12月上旬、あとは2月頃なら、台風の影響や、混雑を避けることができ、なおかつ沖縄旅行の費用をグッと抑えることが可能になります!
まとめ
データを調べてみると、台風シーズンの7月〜9月は沖縄旅行者が増える時期でもあります。7月〜9月を避けるということは、台風だけでなく沖縄旅行のハイシーズンも避けることになります。そうなれば、観光客が比較的少なくなって観光がしやすくなり、かつハイシーズンを避けたことで沖縄旅行の費用もグッと抑えることができます(お盆、年末年始は特に高い)。
[speech_balloon_left2 user_image_url=”https://okitra.net/wp-content/uploads/2023/04/sono.png” user_name=”そんちゃん”] 台風シーズンを避ける=沖縄旅行が安くなるって考えができますね![/speech_balloon_left2]
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